りょうさんのメモ帳

Python等、忘れた時用のメモ

Kali Linuxの初期設定

私がKali Linuxをインストールして最初に行った設定を書きます。なおインストール方法は書いていませんので、それを知りたい方は他の方のブログ等を参考にしていただければと思います。

ここで紹介しているのは

  1. 画面の輝度(明るさ)を変更できるようにする
  2. 日本語入力の設定
  3. Caps LockをCtrlに変更
  4. Chromiumをインストール

です。

 

1.日本語入力をできるように設定

Kali Linuxをインストールしたままの状態では日本語入力ができなかったためインプットメソッドを入れました。今までibusのmozcを使っていたので今回もibusをインストールしてみたのですが、なぜかibusが使えなかったためuimを使うことにしました。

端末で

# apt-get install uim uim-anthy

を実行してuimをインストールします。これで日本語入力はできるようになります。

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 設定の変更方法は、上部にあるバーの右側に出てきた変なアイコンを右クリックして「設定」を選び、現れた設定ウインドウから自分が好きなようにいじりましょう。ちなみにデフォルトでは[半角/全角]キーで日本語入力と英語入力を切り替えられます。

 

2.画面の明るさの変更

ファンクションキーでの明るさ変更ができなかったので私が実践した対処法を紹介します。

/etc/default にあるgrubというファイルの一部を以下のように変更する。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet acpi_backlight=vendor"

変更を保存した後に端末で

# update-grub

を実行します。これでファンクションキーでの明るさ変更が可能になりました。もしこれでもダメな場合は一度ログインしなおしてみてください。

 

3.Caps LockをCtrlに変更

これはシステム設定から変更できます。

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システム設定を開く

→「地域と言語」を選択

→「レイアウト」というタブの「オプション」をクリック

→「Ctrlキーの位置」という項目を開き「Caps LockをCtrlとして扱う」にチェックを入れる

 これで完了です。

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もう一つの選択肢としては、「Caps Lockキーの動作」という項目の「Caps Lockを追加のControlにするが、Caps Lockキーコードはそのままにする」にチェックを入れてもCaps LockをControlとして使用することができます。

 

地域と言語から設定するというのはちょっとわかりづらいと感じたので一応書いておきました。

 

4.Chromiumをインストール

最初はChromeのインストールを試したのですが、なぜかインストールできなかったのでChromiumにしました。

左上の「アプリケーション」→「システムツール」→「ソフトウェアの追加と削除」を開きます。

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検索欄に「chromium」と入力して検索。この中から

にチェックを入れて「適用」をクリックします。このときに「以下のパッケージもインストールする必要があります」と出ると思うので、それらも一緒にインストールしましょう。これでインストールは完了なのですが、Chromiumはroot権限では実行できないようなので設定ファイルを編集します。

/usr/binフォルダにあるchromiumというファイルの下のほうの一行をを以下のように変更。

変更前

exec $LIBDIR/$APPNAME $CHROMIUM_FLAGS "$@"

変更後

exec $LIBDIR/$APPNAME $CHROMIUM_FLAGS "$@" -user-data-dir

これでChromiumを起動できるようになります。

 

以上が私が行った設定です。どのディストリビューションを使ってもつまづく所は大体同じだったので、その度に調べ直さなくて済むように自分用としてまとめてみました。同じ症状でお困りの方の参考になればなによりです。

 

追記:Chromiumですが、なぜか英語と数字が表示されません。対処法を模索中です。Kali Linuxだと使えないのかな……